英語指導のシステムを考察する

現在、英語を指導していて改善していかないといけないことを考えている。

まず、授業について
1)できるだけ英語に浸る時間を増やすこと
これは児童もそうであるが、教師もそうである。
児童へのインプットをしながら単元で学習する英語を聞かせる。ジェスチャーや表情や視覚支援をしながら、言っていることを推測させながら聞かせることがとても大切だと感じている。その点で文科省の新教材は推測させるのにはよい教材だと思う。あとは、指導者がその意をくんで、児童の推測を引き出す発問や場を与えるかどうかにかかっていると思う。
児童のアウトプットの点については、とにかく短時間でたくさんのペアでしゃべること。そのためには、横ペア、縦ペア、斜めペアですぐに話せるシステムを作っておくのがよい。そして、教室の中をぐるぐる回ってペアを探すような活動よりも、必ずペアができるような活動隊形を作り、その中で誰とでも必然的に組み合わされる仕組みを作るのがよい。
教師のクラスルームイングリッシュは、すぐにはでてこない。そこで、まず何から始めるかを具体的に示していく必要がある。
学級担任(HRT)がクラスルームイングリッシュを使える場面は、①褒め言葉②はじめと終わりの挨拶③活動を切り替える指示④デモンストレーション⑤活動前の準備指示 がまずできればよいのではないかと考える。
そのためのシステムは、次のようになる。
①褒め言葉は、教室後ろにクラスルームイングリッシュを掲示するor 指導案や付箋に使いたい褒め言葉を明記して意識するなどである。視覚的に目に入れられるように環境を工夫することだ
②はじめと終わりの挨拶は、周りの小中学校と連携しながら定番フレーズを決め、それを使うことで学年が進んでも、先生が変わっても児童が安心して自信を持って言えるようにしていく。
(児童または先生)Let's start.             / Let's finish.
(児童) Let's start.                           / Let's finish.
(児童または先生)Stand up, please.   
(先生)Hello, everyone.                  / Goodbye, everyone.
(児童)Hello, Mr./Ms.~.                 / Goodbye. Mr./Ms.~.
(先生) How are you~?               /Have a good day( weekend).
(児童)I'm~.                               / You, too.
③活動を切り替える指示のためのポイントは、スケジュールカードである。
黒板にスケジュールカードと進行中を表す矢印やマグネットが貼ってあれば、
それを動かしながら、
Now, Let's sing. とかLet't move on. Activity.とか言いながら次の活動を目に見えるように示しながら動かす。先生はスケジュールカードを読むだけである。
④デモンストレーションは、少し練習がいるので、事前の打ち合わせ(もしくは練習)がいる。効率的にしようと思えば、ポイントはデモンストレーションのスクリプトが書かれた指導案(T1、T2)があるということだ。そのような指導案さえ作ってしまえば、あとは話題に合わせた少々のアレンジ、あとは確認と短時間の練習でできるのではないかと思う。
⑤活動前の指示は、少しずつ覚えていけばいい。
物を取り出す指示 Take out your ~.
机をくっつけたり、グループを作ったりする指示 
Put your desk together. / Make group of four. など
これも活動ごとに指導案に明記しておけばよい。
システムをどう作るかを今後も少しずつ考えていきたい。

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「独創」のひと

以前、「プロフェッショナル仕事の流儀」で紹介されていたオークションの仕事人の回を見て、引き込まれるような作品を遺している画家を僕はそれまで知らなかった。
伊藤 若沖(いとう じゃくちゅう)
江戸中期の京都画壇において、類稀なる独創的な作風で新たな時代を切り開いた絵師である。
できれば、一度、この目で生の作品を観てみたいと思っていたが、先週の日曜日、ついにその時がきた。
「開館20周年記念展Ⅰ 細身コレクションの江戸絵画 はじまりは伊藤 若沖」@細見美術館である。
思わず動き出しそうな身体。
繊細な目。
濃淡を生かした鶏冠。
重なりのある翼。
愛おしくなるような鼠の表情。
凛とした関羽画。
生命力が吹き込まれた双鶏の水墨画の前で立ちすくむ自分がいた。
頭をからっぽにして、こういう時間に浸る時間もいい。
「独創」とは、独りで創るとかく。
辞書には、
独創:他人の真似をせず、自分一人の考えで物をつくり出すこと。また、そのもの。(スーパー大辞林より)
とある。
しかし、"Jakuchu"が最初から他人の真似をせずに、描いていたかといえば、否である。
30代半ばの時代の作品には、当時の〜を参考にして描いたのだろうという解説があった。次第に独自の作風に変わっていくのだろうが、そこに至るまでどれほどの研鑽の日々があったかは計り知れない。
若冲は、元々は京都・錦小路にあった青物問屋「枡屋」の長男であった。
若沖という人は、絵を描くこと以外に、世間のことには全く興味を示さなかったという。 商売には熱心ではなく、芸事もせず、酒も嗜まず、生涯妻も娶らなかった人物だったようである。
齢40歳となり、弟に家督を譲り、早々に隠居の身になり、絵画に没頭していく。
そこから果てしない「独創」の道を歩んでいったのだろう。
「独創」は、1日にして成らず。
創意工夫の積み重ねの日々が、試行錯誤を繰り返す絶え間ない挑戦の月日が
「独創」を形作るのだろうと思う。
また、「独創」の絵師、若冲の作品に観に行きたいと思う。
その時、僕は、どんなことを考えるだろうか。

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学校・学校生活にかかわる英語4

昆虫と蜘蛛類 Insects and Arachnids

1 トンボ

2 バッタ

3 コオロギ

4 セミ

5 テントウムシ

6 ホタル

7 カブトムシ

8 クワガタムシ

9 蚊

10 ガ

11 蝶

12 カマキリ

13 蚕(幼虫期)

14 蚕
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1 dragonfly

2 grasshopper

3 cricket

4 cicada

セミの抜け殻
a cast-off skin(shell)
蛇の抜け殻
a slough

5 ladybug

6 firefly
木の下に無数の蛍が光っていた。
Numerous fireflies glowed under the trees.
蛍の光
the glow of a firefy
蛍の光(曲)
"Auld Lang Syne"

7 beetle

カブトムシの幼虫
a grub

8 stag beetle

9 mosquito

蚊にさされた。
I was bitten by a mosquito.

蚊よけスプレー
a mosquito repellent

10 moth

11 butterfly

蝶の幼虫(イモムシ)
a caterpillar

12 mantis

13 a silkworm in the larval stage

14 a silkworm
蚕を飼う
raise(keep) silkworms
蚕が糸を吐き始める
The silkworms have begun spinning.
----------------------------------------------------------------------------

15 スズメバチ(こわい)

16 ミツバチ(こわくない)

17 ダニ

18 ハエ

19 クモ(蜘蛛)

20 サソリ(蠍)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

15 wasp (スズメバチ科の大型のハチの総称 hornet)
スズメバチの巣
a wasps' nest
はちに刺された
I was stung by a bee.

16 honeybee
はちが花から花へ蜜を吸っていく
The bees fly from flower to flower sucking nectar.
(花の蜜)
17 tick

18 fly
ハエ叩き
a flyswatter

19 spider
蜘蛛の巣
a spider's web

20 scorpion

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学校・学校生活にかかわる英語3

英語で表す【部活動】

a club  部活動


1 吹奏楽部

2 手芸部

3 茶道部

4 コーラス部

5 ESS

6 美術部

7 放送部

8 漫画研究部

9 演劇部

10 写真部

ーーーーーーーーーーーー
1 brass band

2 handicraft club

3 tea ceremony club

4 chorus club

5 English Speaking Sciety

6 art club

7 broadcasting club

8 comics club

9 drama club

10 photography club

--------------------------------------------------

11 天文部

12 新体操部

13 弓道部

14 応援団

15 監督

16 部長

17 補欠選手

18 硬式野球部

19 軟式野球部

20 ソフトボール部

21 陸上部

22 高校野球

ーーーーーーーーーーーーー

11 astronomy club

12 rhythimic gymnastics club

13 Japanese archery club

14 cheerleading squad

15 manager

16 chairperson

17 substitute player

18 regulation baseball club

19 rubberball baseball club
( baseball played with a hard rubber ball)

20 softball club

21 track and field club

22 high-school baseball

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4月9日 学校・学校生活にかかわる英語2

英語で表す【学校施設・学校設備】

School Facilities and Equipmen  施設・設備

1 校長室
2 職員室
3 事務室
4 保健室
5 会議室
6 放送室
7 視聴覚室
8 LL教室
9 実験室
10 音楽室
1 principal's office
2  teacher's room [ staff room]
3  (school) office
4 nurse's office
5 meeting room
6 school broadcasting room
7 audio-visual [AV] room
8 language laboratory [lab]
9 laboratory
10 music room
-------------------------------------------------
11 美術室
12 カウンセリングルーム
13 講堂
14 格技場
15 食堂
16 自動販売機
17 屋上
18 トイレ
19 運動場
20 体育館
11 art room
12 counseling room
13 auditorium
14 judo and kendo hall [ martial arts hall ]
15 cafeteria
16 vending machine
17 roof
18 rest room
19 ground [(athletic)field]
20 gym
------------------------------------------------------------
21 更衣室
22 部室
23 バックネット
24 駐輪場
25 ごみ捨て場
26 正門
27 裏門
28 花壇
29 理科室
30 図書室
21 locker room
22 club house
23 backstop [fence]
24 bike parking area
25 refuse disposal area
26 main gate
27 back gate
28 flower bed
29 science room
30 school library
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
31 家庭科室
32 調理室
33  給食室
34 
31 homemaking room
32 homemaking kitchen
33 the school kitchen
34

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4月9日 Classroom English 【ほめる・はげます】

・Good job,~! ~さん、よくできました。

・Great! Well done! Wonderful! Marvelous! Fantastic! Super! Terrific! Excellent! よかった!すごい!
・You did a good job. I'm proud of you. よくやりました。すばらしい。
・That's right. 正解! 
・Perfect!かんぺき!ばっちり!
・Good try! よくがんばったね。
・Congratulations! おめでとう!
・Thank you. ありがとう。
・Close! おしい。
・Big hands. 拍手!
・□, you were a very good listener. □は、とてもよく聞けていましたね。
・□was  a very good speaker. □は、とてもよく話せましたね。
・□, your voice was very clear. □は、声がはっきり聞こえてよかったですよ。
・□,  I liked your smile. □ had a great smile. ~の笑顔がとてもよかったです。
・□ and □ made good eye contact. □と□は、アイコンタクトがとてもよくできていました。

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4月 6日 学校・学校生活にかかわる英語

英語で表す【学校・学校生活】

1 保育園

2 幼稚園

3 共学校

4 男子校

5 女子校

6 専門学校

7 短大

1  nursery school

2  kindergarten

3  coeducational school

4  boys' school

5  girls' school

6  vocational school

7  junior college

8 入学式

9 始業式

10 終業式

11 健康診断

12 期末試験

13 体育祭

14 修学旅行

15 遠足

16 休み時間

17 昼休み

18 自習時間

19 学期

20 担任

21 教育実習生

8  entrance ceremony

9  opening ceremony

10  closing ceremony

11  physical checkup

12  term exams

13  athletic meet

14  school excursion/trip

15  school excursion/trip

16  recess/ break

17  lunch time/ lunch break

18  study hall/ study period

19  term

20  homeroom teacher

21  student teacher

22  生徒会

23  生徒会長

24  学級委員

25  校則

26  時間割

27  座席表

28  出席簿

29  通知表

30  成績

31  学習指導要領   

32  教壇

33  黒板

34  黒板消し

35  ほうき

36  ちりとり

37  ぞうきん

38  プリント

39  靴箱

22  student council

23  student council president

24  class officer

25  school regulations

26  schedule

27   seating chart

28  roll book

29  report card

30  grade

31 curriculum guideline

32 platform

33  board

34  eraser

35  broom

36  dustpan

37  rag

38  handout

39  shoe locker

-------------------------------------------------------------------------------------
40  引き出し

41  本棚

42  チョーク

43  磁石

44  ごみ箱

40  drawer

41  bookshelf

42   chalk

43  magnet

44  garbage can / dustbin

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4月6日 学びの本質とは

大学での授業がスタートした。

授業を久しぶりに受ける身となって感じること。これまでの授業と大きく違うと思った。

アクティブラーニング型の授業形態が多いのだ。

揃えるところ(情報の共有、考える状況の前提をつくる)はそろえて、
課題(話し合いに耐えうる課題・発問)を与える。

意見が分かれそうなもの、多様な意見が出てきそうなもの、知っているようで知らないものの予想などだ。

自由に意見を出す。
コメントで励まされる。

それに付け足して補足説明を加える。

質問を受けつける。
聞かないと答えないというスタイル。
あえて情報を書かずに、質問させる。
質問もよく聞いて準備していないとできない。

評価基準を伝える。
前持ってはっきりと線を引く、予告しておくことで全員が理解できるし、取り組みやすくなる。

情報へのアクセスや自習方法を知らせる。
自分の考えを深めるために、本時の授業だけでなく、
授業前後の予習・復習、授業後の学びの作り方を教えていただいた。

なるほど、学びがつながっていく、途切れない、次につながるし、今日の学びがより深まる。

授業も大事だけど、授業と授業の間をつなぐこのような学びこそ学びの本質ではないかなと思った。
さらに、他者と意見を出し合い、聞きあって生み出される自己の意見の変容も学びの本質だ。

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4月5日 明日から授業、ポメラを購入

今日は、明日から始まる授業の教室を下見しにいく。
広い校内でどこにあるのかわかりにくい部屋もあった。
午前中は図書館で英語の勉強を進める。

午後から、ヨドバシでポメラを購入。
これですきまじかんに書くことが楽しみになる。
メモを使っているが、さらにポメラがあると、効果がある。

それを以下にまとめてみた。

◾️ポメラの活用法
ポメラはメモに特化したデジタルアイテムだ。
軽くてどこでも持ち運びできる。開いたら2秒で起動できる。
抜群の利便性だ。
常に鞄に入れておき、授業が終わった後にすぐに開いて授業のことをメモする。
SDカードに保存できるので、その文を学級通信にすぐに活用できる。
たとえば、
子どものつぶやき、意見、エピソードを思い返してすぐに打ち込む。
子どもの振り返りや感想、日記などをそのまま打ち込む。
すぐにその場でできること、筆記より早く、すぐさまデーター化できることがいい。

うまく使えば、仕事の効率化、自分なりの仕事術を作る上で力強いアイテムになる。
使い倒そうという気持ちで毎日使っていきたい。

ヨドバシの後は、紀伊国屋書店で教育書を見て回る。
英語教育に関する本を2冊、中央教育審議会答申全文と読み解き解説を購入。

本当にたくさんの本が並んでいる。
ハウツーだけでなく、この1年でいかに多くの理論、考え方、教育に対する姿勢を学べるか、それを大事にしたいと思っている。

さあ、明日から授業だ。

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4月4日 1日1考

英語教育の目的について自分の言葉で自分の考えがすっと出てくるようにしたい。
今のところの自分の考えは次のようなものだ。


①あなたはなぜ英語(外国語)を教えるのか?

「広まる楽しさ」がキーワード
英語(外国語)は、人とつながるパスポートのようなもの。
英語を介して、多くの人のもとへ自分から近づいていける。
英語を介して、より広い世界を自分の目で見ることができる。
英語を介して、世界をより広く知ることができる。
英語を介して、言葉や文化のちがいを面白く感じることができる。
英語を介して人と楽しくコミュニケーションすることができる。

このように、「より広く自分から他者や外の世界に喜びを持って働きかけていこうとする意欲」
を子どもたちに育てることができるから。

②あなたにとって英語(外国語)を学ぶことの価値とは何か?

「深まる」がキーワード
日本のことをより深く知ることにつながる。
自分の価値観・考え方・世界観・言葉の捉え方を深めることができる。

まだばくっとしている。
少しずつ1日1考しながら、英語教育のことについて考えていきたい。

今日、図書館に行っていた。読みたい本だらけだった。時間の限り読んでいきたいが、
技だけ学ぼうとすると、短期的には使えるが、そのときだけになる。

昨日、先生にも言われたが、「理論・考え方」を学ぶことで、それを応用させることができる。

各教科にも応用できる理論を、考え方をしっかりと立てること。
それがこの1年でやるべきことだと思う。

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